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蛇にピアス

 えー、まず最初に、皆さんにお断りしておかなければならないことがございます。それは何かと言いますと、私はおっぱいフェチであると同時に、けっこうな「声フェチ」だということなんですね。女性の声に関しては、かなり好き嫌いが激しい私。ニンジンがダメ、ピーマンがダメ、タマネギが嫌いという幼稚園児のように、苦手な声がたくさんあるのです。今回ご紹介するのは『蛇にピアス』の吉高由里子さんのおっぱいですが、実は吉高由里子さんの声も、かなり苦手な部類に属します。せっかくおっぱい映画に出演してくださった吉高由里子さんには本当に申し訳ないと思うんですよ。でも吉高由里子さんの声は、基調音の上に高いかすれボイスが不協和音として重なった、ドナルドダックタイプ。そのためどうしても、イライラしながらの鑑賞になってしまうことを、お許しください。とはいえ、監督は「世界のニナガワ」こと、蜷川幸雄さん。私の苦手な吉高ボイスを、上手に料理してくださっていれば、意外な高得点を獲得できるかもしれませんよ。蜷川幸雄さん、がんばってください。

 さてお話は、超大ざっぱに、下記のようなものです。

蛇にピアス
蛇のように舌先が割れた“スプリット・タン”を持ち、全身にピアスや刺青をした男アマ(高良健吾さん)と、アマの紹介で知り合った彫り師シバ(ARATAさん)の2人の男と関係を持つようになった19歳のルイ(吉高由里子さん)は、自らの舌にもピアスをあけ、背中に刺青を彫る。それでも満たされない何かを探し求めるルイだったが……。
(予告編はこちら

 主人公のルイは、背中に龍と麒麟のタトゥーを入れるんですね。くしくも、前回取り上げた『ドラゴン・タトゥーの女』とつながっていると言えなくもない展開ですが…。
 映画の感想はと言いますと。
 映画の公開日は2008年9月。そのせいもあるのかどうかわかりませんが、この映画、今見るとお話もルックも微妙に古い感じがして絶妙にカッコ悪いんですね。これは原作に問題があるのでしょうか、主人公はアマと純愛的な恋愛をしながら、シバとのSM的なセックスにふけり、そこに倫理的な葛藤をまったく感じず、アマが死んだら大声でみっともなく泣き喚き、一昔前の安っぽいケータイ小説のヒロインのような、感情移入のできなさっぷりであります。「世界のニナガワ」こと蜷川幸雄監督と吉高由里子さんには、本当にすまないと思います。でもこのワケのわからんおつむテンテン女、どーでもいいわい!というのが、私の正直な感想でありました。それともこの感情移入のできなさは、私が現代女性の気持ちをまったく理解できないということなのでしょうか? エンディングに流れるCharaさんの曲も、さらにイライラを募らせます。映画の点数ですが、100点満点で3点ということでお願いしますよ。
 そして吉高由里子さんのおっぱいの件ですが、ベッドシーンが多いので、吉高由里子さん、何度もバンバンおっぱいを見せてくださっています。量感はあまりございませんが、その点は高評価ですね。ただ、例えば立っている時のおっぱいの状態ですとか、走っている時にどんな風に揺れるのかといった「おっぱい描写の多様性」には欠ける部分がありまして、「世界のニナガワ」こと蜷川幸雄監督には、もう少し「おっぱいアクション」の面で頑張っていただきたかったと思います。おっぱいの得点は、84点でお願いします。
 映画の得点とおっぱいの得点の合計は、200点満点で87点でございました。

 次回はまたまた、タトゥー映画。『赤目四十八瀧心中未遂』の、寺島しのぶさんのおっぱいを紹介したいと思います。
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